根管治療にマイクロスコープ使用

■感染根管抗生剤使用法
3種類の抗菌剤を塗ってむし歯や病巣を無菌化するという、新しい歯の治療の方法です。

従来麻酔をして削り取るしかなかった歯や根の近くに達してしまったむし歯も、削る量を減らして、3種類の抗菌剤を塗ることで治療できるので、患者さんの精神的、肉体的な負担も少なくて済みます。

また、歯の根の中に出来た膿を無菌的にする方法を行っています。根の清掃を感染根管治療といいますが、今までにない抗菌力を利用し、化膿菌を死滅させる方法です。この方法により、長い治療期間を要した根管消毒、滅菌を容易にしました。当院ではレーザーも併用し、滅菌を行っています。

マイクロスコープ使用のメリット

マイクロスコープとはお口の中専用に設計された顕微鏡のことです。肉眼で見るより何十倍という拡大率で暗い根の中の部分まで明るく照らすことで精密に繊細に治療することができますので歯を残せる可能性が高くなります。

・今までは抜歯しなければならなかったほど進行した根の膿を治す可能性を高めました。

従来のむし歯治療を行なった方が良い結果を得られると判断した場合は、この方法をおすすめしない場合もありますので、ご了承ください。

この方法のおかげで、患者さんの精神的、肉体的な負担は確かに減りました。しかし、万能の治療法、夢のような治療法はまだ残念ながら存在しません。大切なのは、この方法を使わずに済む、初期のうちにむし歯を治療をすること、そして、むし歯にならないように、きちんとケアすることです。

歯科医の本当の仕事は、患者さんがむし歯にならないようにサポートとケアをすることだと考えています。

神経のある歯に抗生材を用いて治療する方法は、現在治療法が確立されておらず、一部マスコミでまことしやかに報道されておりますが、当院では行っておりません。